スマートフォンの爆発的な普及に伴って、ネットに接続する端末は常にコンピュータウィルスの脅威に晒されています。
情報セキュリティ対策は、このようなウィルスの脅威から自身のデバイスやデータを保護するために、避けて通れない対策です。
5G時代到来によりPCやスマートフォンだけでなく、家電、自動車、医療危機など様々な用途のデバイスが利用されるようになり、情報セキュリティ対策の重要性は高まるばかりです。
コンピュータウイルスは、電子メールやホームページ閲覧などによってコンピュータに侵入する特殊なプログラムです。
最近では、悪意のあるソフトウェアの略称としてマルウェア（Malicious Software）という名称が一般的になりました。
以前は記憶媒体を介して感染するタイプのウイルスがほとんどでしたが、最近では、電子メールやWEBサイトの閲覧だけで感染するものが増えています。
また、利用者の拡大と常時接続回線の普及によって、ウイルス感染が拡大するスピードが速くなっています。
ウイルスの中には、メッセージや画像を表示するだけのものから、ファイルを消去したり、デバイスを起動できなくしたり、パスワードなどのデータを外部に送信したりするものもあります。
コンピュータウイルスの特徴は、名前からも推測されるように、増殖するための機能が備わっています。
コンピュータ内のファイルに感染するだけでなく、ネットワークに接続している他のコンピュータのファイルにも感染が広がっていきます。
電子メールのアドレス帳や送受信履歴を利用して、ウイルス付きの電子メールを送信するもの、WEBサイトの閲覧だけで感染するものも多く、ウイルスが蔓延する大きな原因となっています。
コンピュータウイルスの感染防止には、ウイルス対策ソフトを利用する必要があります。
また、最新のウイルスに対応できるように、ウィルス対策ソフトは常に最新の状態にしておくことが求められます。
