無償リリースが10月に始った/Windows11の特徴と新機能について解説

無償リリースが10月に始った/Windows11の特徴と新機能について解説

2015年の7月にリリースが開始されたWindows10から6年が経過して、2021年10月にWindows11のリリースが始まった。
スペックの要件を満たせば無償でWindows10から11へのバージョンアップが可能だが、本格的に対応できるのは2020年始めになる。
既にWindoes11搭載のPCや、11にバージョンアップ可能なPCが販売されており、年末商戦に向けてPCの出荷が伸びそうだ。
Windows11は今後も機能拡張が見込まれるが、Windows10と比較してどのように替わっているのか見ていこう。

■ディスクトップ画面の配置変更

スタートボタンとスタートメニューが、画面左側から画面中央に表示されるように替わっている。
標準では画面中央に表示される仕様だが、カスタマイズで左へ表示することも可能。
新しくなったことを印象付ける措置で機能面での変更は特に見当たらない。
そもそもスタートメニューを利用している人はあまり見かけない。
スタートボタンとディスクトップのアイコンだけあれば十分だと思っている。

■ウィジェット機能

ウィジェット機能は、気温、天気、ニュースなど、普段良く利用する情報をひとまとめに表示する機能。
カスタマイズすれば自分の見たい情報だけをピックアップして表示できるので、そこそこ便利な機能。
Windows11の新機能のように言われているが10にも搭載されてる。

■ウィジェットの整列表示

カーソルを最大化ボタンに合わせると、ディスクトップに表示されているウィジェットを整列して見やすく表示できる機能。
機能的には、あれば便利かも知れないが、クリックして表示されるならまだしも、カーソルが当たっただけで表示が変更されてしまうのはいかがなものか。
ウィジェットのサイズや表示位置など、自分にわかりやすく調整したものが、一瞬で変わってしまうことになる。
Windowsを利用していると自分が何をやったかわからないうちに画面が変わったり不要なポップアップが表示されることが良く起こる。
中には突然設定が替わってしまうことさえ起こり得る。

■ビデオ通話やチャット機能

Windows11には、標準でビデオ会話やチャット機能が備わっている。
コロナの影響で在宅ワークやビデオ会議の利用が拡大してきたが、これに対応する機能になる。
離れている家族や友人とのコミニュケーションの機会が広がって、PCの利用拡大に繋がるかも知れない。
LINE、Zoomなどアプリやクラウドで利用できるものが増えてきたが、いちいち説明書を読んで設定や利用方法を調べるのが面倒だ。
利用するための設定など、まとめられるものは1箇所で共通化してもらいたい。

■今後のアップデート

Android用のアプリがWindows11で動作させる機能など、今後も様々な機能が追加される予定らしい。
Windowsはリソースの管理の問題があって、使えば使うほど動作スピードが遅くなる。
動作スピードを改善するソフトも販売されいるが、これはマイクロソフトが対処する問題で、企業の責任としてまじめに取組んでもらいたい。

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